みんなの看護師

看護師のあるある、看護師のニュース、看護師にお世話になった事など看護師に関する皆の思い出や意見をひたすら紹介するブログ。

採血が一生苦手になった思い出・・・

ある手術の事前検査でかなり何種類もの検査を行っていました。当時、小学4年生でしたので大きな病院内を母親と一緒に歩き回り体力的にも厳しくへとへとでした。

その中で採血の検査も当然ありました。なんと注射器4本分の血が必要との事でした。軽い注射くらいは経験がありましたが、4本分の採血とは初めての経験でした。ただ、もちろん初めてなのでそれがどれくらい長い時間針が刺されっぱなしになっているかは分かりません。

はじめは「注射嫌だな~」くらいにしか思っていませんでしたが、準備段階にまず嫌な予感がしました。看護師さんが、わたしの右腕・左腕をかわるがわる眺めているのです・・・。もちろん、眺めているだけではなく脱脂綿に消毒液をつけてこすりながら、ながめています。

つまり、実際に針を刺す血管を目視しようとしていたんですね。ただ、なかなか見つからない様子でした。子どもながらに、「やばそうだ」と思っていました。ご機嫌取りのシールをもらいましたが、そちらには全く気がいかず、気になるのは看護師さんの動きのみでした。

そして、ようやく意を決したように上腕にゴムを結び注射器を手に取って、さぐりさぐり注射器を腕に刺しました。それからが悪夢の始まりでした。

予想以上に注射器4本分の採血時間は長く、それも血管にまっすぐ刺さればきっとそこまでいかないんだと思いますが、実に10分以上は格闘するはめになりました。看護師さんは見事に血管を刺し違え、途中で血が止まってしまいました。それはチューブに血が入らなくなるのでこちらにもすぐに分かりました。

焦った看護師さんは針をグリグリと動かします。抜かずにそのままグリグリです・・・。非常に痛く、大泣きしてしまいました。母親に応援されながら、看護師さんに謝られながら、どんどん気分も悪くなってきます。自分でも血が注射器に入っていかないのが見えるので、「もうすぐ終わるからね」と言われても全く実感がないのです。

そして、ようやく4本の採血を終え、お詫びのつもりなのかご機嫌取り用のシールをもう1枚くれました。それ以来、採血をやる際には例え少量でも当時の記憶が呼び起こされて、検査後しばらくは気分が悪くなってしまうようになりました。